育児と役立ち情報のブログ

2017年5月に出産したアラフォーママの育児日記です。日々の生活で見つけた役立つ情報を発信していきます。

永井マザーズホスピタル 出産レポ5


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入院5日目(分娩日)

 

0:00〜7:30

殆ど寝れていない3日間、ベッドに横になって2日間、何も食べずに丸1日。。点滴でブドウ糖を補給されていたのでカロリーは取れていたものの、疲れました。

 

麻酔の効果は1.5時間、麻酔入れてから効くまで15分かかります。麻酔が効いている間にウトウト浅い眠りに入り、痛みが出てきた頃に目覚めて麻酔を入れてもらい、効くまでに陣痛を味わうことを繰り返していました。前日16:30から分娩台に横になったまま。麻酔で下半身が動かせないので寝返りができず、夫に手伝ってもらいました。夫は分娩台の横に座って一緒にいました。

 

深夜にNSTのブザーが鳴り、分娩室に看護師さん数人と医師がバタバタと入ってこられました。

 

「赤ちゃんの心拍数が下がってます。ご主人は分娩室から出てください。酸素マスクつけますよ。」

 

へ?何?なぜ?

この光景、ドラマみたいだ。。

 

私は全く苦しくありませんでしたが、赤ちゃんへの酸素が足りなく心拍数が下がっていたようです。

 

酸素マスクをつけられ、深呼吸するよう言われました。しばらくすると赤ちゃんの心拍数が持ち直し、看護師さん達は分娩室を出ていかれました。なんだかおおごとだったような。。。

この一晩であと2回、赤ちゃんの心拍数が下がり、看護師さん達がバタバタして酸素マスクで深呼吸を繰り返しました。

 

赤ちゃんは大丈夫なのだろうか?やはり帝王切開になるのだろうか?不安なまま朝になりました。

 

8:00

家族からまだ生まれないのかとLINEが来ていたので状況を返信しました。分娩室で携帯打てるって、無痛分娩だから出来ることだなぁなんて有り難みを感じてました。

 

9:00

院長先生が分娩室に入ってこられ、子宮口を確認していただきました。

「赤ちゃん降りて来たね。分娩しましょう。」

 

分娩の準備が始まりました。立ち合いを希望していた夫が分娩室に呼ばれ、私は脚を全て覆うカバーを付けられ、開脚する台に脚を乗せられました。

 

9:20

「分娩始めます。吸引します。」

院長ではない男性医師と3,4人の助産師さんに囲まれ、分娩が始まりました。夫は私の頭側に立っていました。

いよいよ、待ちに待った分娩!体力消耗してましたが最後の力を振り絞りました。

 

「いきんでー!」

「っふぅっ!!! 」

「はい、もういいよー」

 

「はい!いきんでー!」

「っふぅーーー!!」

「はい、休んでー」

 

「はい!いきんでー!」

「っふぅーーー!!」

 

「もういきまなくていいよー」

 

ああ、やっと、やっと終わる。。。

 

分娩開始から10分、3回のいきみで生まれました!麻酔が効いていたので痛みはありません。赤ちゃんは助産師さんに抱かれて後ろに運ばれ、数分で私の胸元に運ばれて来ました。

 

「やっと会えたー」涙が溢れて来ました。

本当に長かった。どうなることかと思いましたが、無事に生まれて来てくれて良かった。

 

「写真とっていいですよ。」

助産師さんが私達3人の写真を撮って下さいました!初めての家族写真です。

夫は分娩室から出て行き、赤ちゃんはまた持っていかれました。

 

「胎盤出します」

先生が胎盤を出し始めました。麻酔のお陰で股で行われていることは全く感じません。続いて切開した会陰を縫われました。いつの間に切られていたのやら。。かなり長い糸で腕を大きく上に挙げて塗っている姿が見えました。

 

 

10:30

分娩室で休んだ後、車椅子で部屋に運ばれました。かなりの長丁場だったので車椅子に乗りながらも身体はぐったりでした。

 

出産後は部屋が変わり、旧館の個室に通されました。テレビとシャワー室がついていました。

新館を希望の場合は差額5000円/日で変更可能とのことでしたので変更依頼しました。

 

ベッドに横になりましたが麻酔が切れてきて激痛がお腹を駆け巡り始めました。後陣痛です。子宮が収縮しているのを感じました。その痛みがかなり辛く、黙っていられないほどでした。病院から痛み止めの白い粉薬を貰い、少し和らいだ時に実母と義母が入室してきました。

 

待つ方も気が気では無かった出産でした。かなりお待たせしてしまいましたが、無事に産まれた事を喜んでくれました。

 

会陰の傷が痛みましたが赤ちゃんを見に行き、ケースの中でスヤスヤ眠る姿に癒され、またノロノロ歩きで部屋に戻り眠りました。

 

14:00

食堂の方が昼食はいかがですかと聞きに来ました。後陣痛で昼食を頂けなかったので食堂の方が心配して来てくださったようです。さっぱりしたものをお願いするとうどんを作ってくださり部屋で頂き、また少し眠りました。

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痛み止め薬の効きがいまひとつで後陣痛が増して来て耐えられず、ナースコールでもっと強い薬をお願いしたところ、ロキソニンを頂けました。痛みで夕食が食べられなかったのですが薬を飲む為に何か食べなければならず、夫にサンドイッチを買ってきてもらいロキソニンを飲みました。これがよく効いてくれ、後陣痛の痛みを感じずに過ごすことができました。

 

無痛分娩でしたが約48時間かかったせいかこの日は満身創痍でした。普通分娩だったら耐えられなかったと思います。いきんでいる時も疲れはありましたが痛みはないので冷静な気持ちで臨めました。無痛にしておいて本当に本当に良かったと感じました。