子供の歯磨き、大変ですよね。うちの娘も大変でしたが今はおとなしく口を開けてくれます。
以前は大泣きして全身で拒否していました。私は暴れる娘を仰向けにして両腕を押さえつけて歯磨きしていました。ギャンギャン泣く娘でした。
何か解決法はないかと思い、絵本を買ってみました。「すきすきはみがき」です。
熊のくうぴいは歯磨きが大嫌いでしたが虫歯の怖さを知って歯磨きをするようになるお話です。
ちょうど1歳を迎えた時に購入しました。最初は読み聞かせをしても聞いてくれなかったのですがその他の絵本と同じように何度も読み聞かせをしたところ、購入後1ヶ月が過ぎた頃から、自らこの絵本を持ってきて私に読むよう頼んでくるようになりました。1人でページをめくって絵本を眺めることも増えて、1人で見ている時はいつも同じページをじっと眺めていました。そのページには、くうぴいが虫歯で痛がっている様子が描かれており、娘は何かを感じていたのかもしれません。
同じくらいの時期にEテレの「おかあさんといっしょ」を見るようになりました。この中で子供が歯磨きをする映像を何度か見ることがあり、その様子を娘は凝視していました。
絵本を購入してから2ヶ月半が経とうとした頃、いつものように歯磨きをしようと私は構えましたが、娘はすんなりと口を開けてくれ、大人しく歯磨きに対応してくれてかなり驚きました。それ以降も嫌がることはありません。
嫌がらなくなった原因を考えると、この絵本に興味を持ったことと、「おかあさんといっしょ」の相乗効果だと考えられます。
毎日戦争だった歯磨きは終戦を迎え、平和な歯磨きタイムになりました。
歯磨きで毎日苦戦している方の参考になれば幸いです。