育児と役立ち情報のブログ

2017年5月に出産したアラフォーママの育児日記です。日々の生活で見つけた役立つ情報を発信していきます。

楽に断乳できた話


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娘は1歳9ヶ月になりましたが昼と夜の2回、まだ添い乳で寝ていました。おっぱいがないと眠れない子です。

 

もりもりご飯を食べるし、夜中もあまり起きなくなったし、断乳したいな~。

 

実は2ヶ月前にも断乳を試みたのですが、失敗した過去があります。娘は2時間近く激しく夜泣きして私も夫もヘトヘト。ご近所にも絶対聞こえているレベルの泣き声。断乳24時間を過ぎたあたりから岩のようにガチガチに腫れるおっぱい。手で絞っても取れない耐え難い痛み。泣きわめく娘と腫れ上がる私のおっぱい、需要と供給はあっているのに無理矢理止めることに違和感があり、2日目に断乳を断念してしまいました。

 

それから2ヶ月。母乳の出る量が減った?と感じたため、これはいいタイミング!とばかりに再度断乳することにしました。だだ今回は自己流ではなく、助産師さん指導のもと行うことにしました。前回失敗した時、1日2回の授乳だったにもかかわらず、おっぱいが予想以上に腫れて怖くなったのと、子供に効果的な断乳方法を指導してもらいたかった為です。

 

断乳前に桶谷式の母乳育児相談室に行ってきました。

ベッドに横になり、助産師さんがおっぱいをマッサージしていきます。どの位母乳がでるか確認されました。暖かいタオルを当てられ、気持ちいいなあと施術を受けていたところ、左側のおっぱいが、痛い。。

 

「ここ乳腺炎になった?しこりがあるね」と先生。

 

え?なんとなくコリコリしたものがあるとは認識してたけれど、これは乳腺炎だったのか。授乳真っただ中の時に左の胸が腫れたことがありましたが毎日授乳してたら痛みが取れたので治ったと思って放置してたのですが、残るんですね。

 

この日は施術を受けながら断乳の方法を説明され、断乳日から3日目と1週間後におっぱいを絞るということで施術の予約を入れ、この日は終了。

 

 

カレンダーで断乳日に〇をつけて1週間前から子供に説明をします。1週間より前にしてはならないそうです。断乳日まで毎日当日の日付に✖をつけていき、カウントダウンします。

 

「今日はこの日ね。あと〇日したらおっぱいとバイバイね。」と、毎日カレンダーを娘に見せました。後半になると娘はカレンダーに向かって「バイバイ」とするようになりました。分かっているのかなぁ??

 

断乳当日は朝食の前に子供にカレンダーを見せながら「今日が最後のおっぱいの日だね。」と話して最後のおっぱいをあげます。最後の授乳の後、子供に隠れておっぱいに顔の絵を描きます。乳輪乳頭部分を黒く塗りつぶしてその上に目、下に口を描きました。乳輪乳頭部分が鼻になります。

 

娘に見せました「ママのおっぱいこんなんになっちゃた。バイバイだね。」

娘はおっぱいを凝視し、固まっていました。

 

 

断乳初日のお昼寝の時間、部屋を暗くしてベッドに横になると娘はいつものように

「パイ!」と言ってきました。

 

断乳中におっぱいを求める子供に効果的なのが褒めることだそうです。

「おっぱいバイバイしたね。えらいね~、よく出来たね!」と、褒める。

 

こう言われることで子供は「そうだ自分はバイバイ出来たんだ。バイバイしたのにまた飲むのはおかしいぞ。」と感じるそうです。

自己流で断乳したときは褒めるということはしませんでしたが、娘にはこの「褒める」ことがかなり効いて、ぐっと堪えている様子がわかりました。

 

お昼寝開始から7分後、なんと娘は寝てくれました。7分!!!すごい!

大してぐずらず、こんなにすんなり寝てくれるとは!

大のおっぱい星人だった娘が!添い乳でないと寝てくれない娘が!

おっぱいなしで7分で、寝た!

 

娘は2時間お昼寝しました。目覚めも良かったです。

 

 

そして夜、寝るときに娘はまた「パイ」と求めてきます。

「バイバイしたんだよね。よく出来たね。すごいね~。」と褒め殺します。

むむむ。。という表情を浮かべる娘。葛藤している感じです。

娘の頭をなでなでしながら添い寝していると娘はモゾモゾ体を動かし眠りに落ちていきました。朝まで起きることもなく10時間寝続けました。

 

 

 

 

 

断乳2日目のお昼寝のとき、娘は「パイーーー!!」と泣いてしまいましたが

「ママのおっぱい見たよね?もう飲めないんだよね。バイバイ出来たんだよねえらいよ!」と、頭を撫でて褒め作戦をまたまた決行すると泣き止み、私のお腹に乗ってトトロとメイちゃんのように寝ました。重かった。。。

 

断乳2日目の夜には、なんと「パイ」と言わなくなりました!!すごい進歩!!!

その代わり私にくっついて寝ます。腕枕だったりお腹に乗って寝たり。重たいけれどかわいいです。

 

そして「断乳は子供より辛いのはママ」と言われるおっぱいトラブルについても、今回は断乳2日目でも痛くなく、多少の張りがある程度でした。

 

桶谷式ではおっぱいが張って辛いときはキャベツ湿布をするよう勧められました。キャベツの葉を直接おっぱいに当てて熱をとる方法です。が、私は湿布も必要ないくらい、何もせずとも大丈夫でした。2か月前の断乳決行時はあんなにガチガチだったのに。

 

 

断乳3日目、予約した通り、母乳育児相談室に行って絞ってもらいました。

「この量なら1週間後は絞らなくて大丈夫だね。3週間後に来て。」と先生。

 

大して張っていないおっぱいでしたが前回の施術の時に痛かった左胸はやっぱり痛い!

しこりがまだあり、キューっとした痛みが走ります。30分程絞ってもらいました。

 

 

今回の断乳は成功したようです。1年9か月と半月、、長かったー。

授乳がなくなると寂しいというママもいらっしゃるようですが私は何の悔いもありません。やり切った気持ちでいっぱいです!

 

断乳後のおっぱいケアをしない人が殆どですが、体に吸収されず乳腺に残ってしまった乳汁は固まりになり、乳腺炎の原因になったり更年期になっておっぱいトラブルが発生して切開して固まりになった乳汁をとる人もいるそうです。断乳後のおっぱいの掃除をしてもらうことでおっぱいトラブルの予防が出来て、子供への効果的な断乳が出来ました。桶谷式母乳育児相談室に相談してよかったです!